交通事故に遭ってしまいました 02

交通事故に遭ってしまいました


目が覚めると、自分の現状が呼び込めない。いや、目の前には男性1人、女性2人の看護師さんが、衣服を着替えさせてくれている。(あぁ、交通事故にあったんだっけ。。。)そして、先ほどまであんなに苦しんでいた、足の痛みが無くなっているのに気づく。(手術が終わったんだな。)と思うと同時に、体が異常に熱くなっているのに気付いた。事故による炎症か、痛みが麻痺しているからなのかは分からないが、体が異常に熱い。。。あまりの熱さに、

「すみません、体が異常に熱く感じるので冷房を強めにしてもらって良いですか!?それと、アイスノン(冷却枕)があれば、もらいたいんですが!!?」

とお願いする。そのお願いを受けてくれたのが、スラっとした女性の看護師Aさんとの、初めての会話であった。その後、入院中仲良くなった看護師のAさん(以後Aさん)は、対応してくれたのだが、それでも体の火照りは一向に収まらない。申し訳ないと思いつつ、この熱さを何とかしたいと苦慮し、またまた、追いアイスノンをお願いするわけなのだが、さすがはAさん。亡くなった方にする(体を囲む)ドライアイスの様に、アイスノンで身動きできない状態に、囲んでくれたのでした。。。(苦笑)。しかしこれがありがったかった。ようやく、アイスノン攻めで落ち着いてきた体に反応するように、また、日中のアドレナリンが突然切れたかの如く、深い睡眠へと落ちていったのでした。

次の日、目が覚めると現実が待っていました。コロナ過で家族との面談もできず、身動き取れない安静状態。右足はつられた状態で、自分では何もできないのだ。そんな中、大変お世話になった担当医のB先生がいらっしゃった。術後の説明である。病名は、右股関節脱臼骨折、3ヶ月の加療見込みであった。。。泣。関節脱臼骨折とは、脱臼と骨折が両方同時に生じた状態であり、普段そうそう折れることのない強い股関節が、衝撃により外れてしまい、且つ、折れてしまったとの事。事故した当初、最初は、ケガ無く助かったと思っていた程だったのに、人のアドレナリンは、痛みを感じさせない力等、凄いなと思いました。左足は無事で助かりましたが、右足は動かせない、絶対安静。これはなかなかきつい状況での病院生活が始まりました。。。




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